自分を大切にする=からだを安心させてあげる

今日、クライアントさんが帰られるときにおっしゃったひとこと。

「こうやって、からだを大切に触ってもらうことで開かれるポテンシャルってあるのでしょうね」

そうそう、誰かに大切に触ってもらう体験って本当に大事です。安全、安心、自分という存在に対する肯定感。それを非言語的に味わうことで、神経系が安定して自己調整能力が発揮されます。

でも自分のからだは自分のものだから、と、ついぞんざいに扱ってしまうんですよね。暴飲暴食、過労、睡眠不足、運動不足、言葉の暴力、からだの声を聴かないフリ・・・。ほかならぬ自分にしか、自分のからだは大切にできないのに。

でも、自分を大事にしましょうってよく言うけれど、大事にするって具体的にどういうことなんでしょう。ちなみに大事にする、と甘やかす、は似て非なるもの。

私は、自分を大事にするというのは、「からだを安心させてあげること」だと思っています。

いつも安全に気を配って、安心していられる環境を整えてあげる。外の世界で戦って、疲れたり傷ついたりしたときは、安全な場所を確保して、もう大丈夫だよ、今は安全だよ、リラックスしていいよ、といたわり慰め励ましてあげる。

子どものときはそれをお母さんをはじめ、周りの大人がしてくれるわけですが、大人になったらこれを自分でやらなきゃならないわけです。そういうことの必要性はあまり知られてないから、やっている人は少ないけれど・・・

セッションの中で、自分で自分の感覚に気が付けるようになる、というのを重視しているのは、自分で自分の状態に気付いて、自分で自分のからだを安心させてあげることができるようになるため。

重さを感じる、接地面を感じる、空間を感じる・・・いろんな感覚を使って、からだで自分の安全を理解する方法を学びます。学ぶ・・・というより、本来みんなできるはずのことだから、思い出す、の方が正しいかも。頭じゃなくて、感覚で安全・安心を知るというのがポイントです。安全だ、安全だ、とコトバで言い聞かせてもドキドキは治まらないけれど、感覚はからだの生理反応に直結しているから、本当の意味での安心をもたらしてくれるわけです。

 

ちなみに甘やかす・・・は、本当に必要なニーズ(安心)ではなく、表面的な欲求だけ満たしておくこと、でしょうか。疲れたときについチョコレートドカ食いしちゃうとか。。うーん、あまりに耳が痛いので(私自身が!)、今日のところは具体的には書かないでおきます。甘やかしも悪いものではないけど、でもできるならば本当のところで自分を大事にしていたいものですねぇ(遠い目)。

 

 

 

 

 

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