意識的に怖がり、意識的に安らぐ

手洗いうがい、マスク着用、消毒換気、ソーシャルディスタンス・・・
コロナな日々を過ごすために、今私たちに課されていること。

「自分がかからないように」だけでなく、「すでに自分が感染している」という前提で、ウイルス拡散を防ぐため、みんなが心をくばって頑張ってる。

ただ、人との距離が必要とされる今の状況で、2つほど心配になったことがありました。

1つは、無意識に「人」をウイルス扱いしてしまっていないか、ということ。

私たちが気を付けなければならないのは、人が運んでいるかもしれないウイルス。でも目に見えないものだから、知らず知らずその嫌悪を人そのものに向けてしまってはいないか。

自分が恐れているものが何なのか、目の前にあるものをあいまいにすべて恐れるのではなく、恐れの対象をはっきりと意識し、そしてそれに恐れている自分の状態に気が付いている必要があります。

対象を明確にすることで、恐れの範囲を小さくし、対処もしやすくなります。

 

2つ目は、その恐れを適切なタイミングでリセットできているか、ということ。

人に近づいてはいけない、余計なものを触ってはいけない、となると、安心して人やモノに触れることができなくなります。

そうすると、からだを環境に「ゆだねる」ことが難しくなる。

地面に、空間に、積極的に身をゆだねてサポートを受け取ることで、私たちは生物として生きていくのに絶対的に必要な安心感を得ています。

ウイルスの存在によって、空間に対する信頼感が失われやすい状況にあり、また先行き見えない不安にとらわれていると、自分が立っている足元も感じづらくなってきます。

じゃあどうしよう?

1つ目は意識的に怖がる、でした。2つ目もシンプル。意識的に安心する、です。

例えば外から帰ってきたとき、手洗いうがいや着替えをして、今自分のまわりにウイルスはない、自分は安全な場所にいるのだ、ということを意識化することで、からだが安心するのを促すことができます。

自分がリラックスできる場所、好きな音楽、香り、お気に入りの部屋着・・・なにか心地よさを感じられるものを見つけて、「今、自分は大丈夫だ」と感じる時間を意識的に作ってみてください。

このとき、からだがほっとする感覚を味わえるとなおよいです。分かる人は、緊張が緩んでくる感じや呼吸が落ち着いてくる感じ、からだが温まってくる感じなどに気づいてみてください。(「リソース」を知っていますか?

こんなエクササイズをするのもオススメです。

感覚を使って上手に「寝る」

 

人間はそもそも人とのふれあい、フィジカルなコミュニケーションが絶対に必要な生き物だから、今は生物的にとてもストレスがかかる状況です。

ああ自分はストレスを感じているのだ、ということに早いうちに気がついて、ストレスに飲み込まれてしまう前に、安心できる何かを見つけてみてください。

一刻もはやく、安心して触れ合える日々が戻ってきますように。

 

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