ありのままを見る

一時期視力回復にハマり、眼鏡なし生活をせっせとしていましたが、今も思い出したら程度にゆるゆると続けています。

今日は仕事中もほとんど眼鏡なしで過ごしていて、雨の中駅までぼんやりと歩いていたときのこと。交通量の多い交差点で、信号、街頭、車のライトなどなど、色とりどりの光の玉がいろんな速度でいろんな方向に動いているのを見て、「ああきれいだな」と、これまたぼんやり感じていました(周辺視野モード)。

で、「・・・ああ、きれいなんだ!」と、ものすごくびっくりしました。

今まで目から入ってくる情報を、ありのままには受けとめていなかったことに気がついて。

眼鏡をはずしているとき、「見えていない」という意識のフィルターを通してものを見ていたようです。まったく無意識下でのことだけど、見えていない、という意識はからだを緊張させていただろうし、よく見ようとしたり、「見えないとじれったい」「見えないことは悪いこと」なんていう思考もまた緊張を強めることに一役買っていたのかも。

いや実際、見えないことは不便だし見えないよりは見えたほうがいいのだけれど。でもそういった思考を無意識に抱いて、別にそんなにくっきりはっきり見なくてもいいときにまで「見なきゃ!」と緊張していることは、目の健康にとってはいいことではないはず。

それで、「見えていない」「見なくちゃいけない」というフィルターを外して、ありのままの世界を眺めてみたら、なんだか新しい世界が開けてきました。

見えていないけど怖くない、ぼやけているけど立体感がある、新しい世界。なにより心が疲れない。

もうほんとうに、目の使い方は奥深すぎるし面白すぎる。しばしこの新しい世界を探求してみます。

 

 

 

Posted in からだのこと, 視力回復 | Tagged , | Leave a comment

からだの側面

今回の朝カルWS、テーマは「からだの側面」でした。ニッチなテーマできっと集客悪いだろうと思いきや、以外にもたくさんの方が来てくださってのでびっくり。

– – – –

講座の準備をするにあたって、からだの「面」について考えていました。

鏡を使えば見られる「正面」には、なんとなく主観的な印象がある。いっぽう自分では見られない「側面」は、なんだか客観的な印象。

横顔/Profileという言葉には「ある人物の、あまり世に知られていない一面」なんて意味もあるけれど、たしかに「側面」はふだんスポットライトを浴びない場所であり、それゆえ感覚も薄くなりやすい。でもマイナーであるがゆえに、光を当てるととても面白い場所でもある。

じゃあ背面は、というと、「潜在力」という言葉が浮かんできました。
正面の裏側、正面を陰で支えているもの。陰陽の関係。

正面と背面は運動軸も同じ。矢状面で背中合わせになって動く。背面をいかに使いこなすかが、からだ全体のパフォーマンスのカギとなる。

いっぽう側面は、正面と背面の間に「生まれて」くる。表と裏のバランスがちょうど釣り合うところに、最適な側面が立ち上がる。

けれども側面というのは便宜上分けられた面でしかなく、解剖学上では正面と背面の連続の中の一部ということになる。だから側面を作るということは、前後を、奥行きをつけながら、どれだけうまくつなげられるかにかかってくる。

奥行き。厚み。

なんだか人間性に関わってきそうなキーワードだ。

でもそう、からだの厚みがちゃんとあるということは、からだの水平構造の機能しやすさに影響している。横隔膜がうまく機能できるということは、呼吸が安定することにつながるし、心拍、神経系の安定にもつながる。

ヒトとしての落ち着き、深みの土台には、きっとこういう身体感覚があるのではなかろうか。

 

つれづれなるままに側面について思うことを書いてみました。

次回朝カルは来年2月の予定です。

 

 

 

 

Posted in からだのこと, イベント・ワークショップ | Leave a comment

自分にやさしく

海外から日本への旅行中、ロルフィングのセッションが受けたいといってこられた方がいらっしゃいました。すでに10シリーズは自国で終えていて、メンテナンスをご希望。

体格もよく、しっかりとした体つき。お話を伺うと、自国では痛いくらいしっかりしたタッチのワークを受けてこられてきたそう。

私のロルフィングでは、ご自身がどうからだを認識し、動かしているかということへの「気づき」をなによりも大事にしています。力づくで一方的に変化を加えるのではなく、その方の気づきにつながるようなタッチ、言葉がけ、ムーブメントを使います。

主訴は腰痛、股関節痛、肩の動きの悪さ。こちらからみた最初の印象は、脚がもっと上半身の重さを支えることができそう。脚に手術跡があるので、それをかばうパターンが残っているのかもしれません。

主に下半身をワークして、最後に足で重さを感じながら動く練習。そうしたら、張っていた胸がすとんと落ちて、「慣れない感じ、でも楽だ」とのこと。「ロルファーは一人ひとりワークの仕方が違うとは思っていたけど、これは極端なくらい違うね(笑)」といってお帰りになりました。

– – – –

それから3日後に、滞在中にもう一度受けたいと言ってお越しになったのですが、前回とまるで違う姿勢で現れたのでびっくり!

旅行中歩きながら、理由は分からないけど、今まで必要以上に胸を張って生きてきたことに気付いたんだそうです。胸を張る自分に気づくたび、お教えした重さを落とす練習をしたんだとか。

旅行中にロルフィング受けに来るなんて、なんと奇特な方だろう・・・と思ったけれど、日常と切り離された旅の時間の中で、自分を知る人がいない街の中を、ひとり新しいからだと向かい合い歩くことは、からだの統合を一気に進めてくれたのかもしれません。

「からだは敵じゃない」って、ふと思ったんだよ。分かるかな?なんでか知らないけど、怪我のこともあるかもしれないけど、いままでずっとこいつめ!って感じで扱ってきてたんだよ。

そんなふうに語ってくれて、ああ気づきのもたらす力は本当にすごいなぁと、じんわり胸が熱くなりました。ちょっとだけ冗談ぽく「Be nice to yourself!(自分にやさしくね!)」と言ったら、がははと豪快に笑っていらっしゃいました。

来年また来るよ、と再び旅立っていかれた遠い遠いところからのお客様。来年お会いするときには、さらに違う姿になっているんじゃないかな。

自分にやさしく、良い旅を。

 

Posted in ロルフィングのこと, 日々のこと | Leave a comment

紅葉の那須岳へ

にわか山ガール、紅葉の季節が来たら絶対に那須岳に行こうと決めていました。

R0014260_s

ひょうたん池から見た茶臼岳。この色鮮やかさ!紅葉のメッカ、姥ヶ平周辺は平日にもかかわらずたくさんの人でした。

ひとしきり紅葉の写真を撮って、そこからは登山タイム。

 

R0014264

色づいた樹林帯をぬけ

 

R0014276s

岩と土の朝日岳へ。

 

R0014313s

最低気温1℃の予報のさむーい朝でしたが、途中から晴れてとにかく空の美しい一日でした。

 

お山の記録用にインスタ始めました
https://www.instagram.com/aki.shiina/

 

 

 

Posted in | Leave a comment

10/4「グラウンディングを深める足づくり」WS@代々木

「グラウンディングを深める足づくり」の2回目。今回はヨガをされている方が多めでした。どんなアーサナをとるにしても、やっぱり大事なのは足元。

足の中のいろんな骨を触って、「こんなところに骨が!」とか「こんな構造になってるなんて考えたこともなかった」なんていうお声を聴いて、自分の中に何が入っているかを知ることは、楽しいことなんだなぁと改めて感じました。

22279348_10214805831038513_1920495876_o

実のところ、ここ最近予定が詰まっていて、気ぜわしさから頭に気が上ったような状態だったのですが、2時間お話ししながら自分の足もいろいろ動かしていたら、終了後は頭スッキリ。気分爽快!

考え事しすぎたり、気を遣いすぎたり、目を使いすぎたりして「気が上っているなぁ」「肩凝ったなぁ」というときは、上(頭)をどうこうするのも一つの手ではありますが、土台側の足を動かしたり触ったりすることですっきりするんです。

参加してくださった皆さん、ぜひぜひ足のケア続けてくださいね。手をかけた分だけ足はどんどん変わっていきますよー。

 

 

Posted in イベント・ワークショップ | Tagged , | Leave a comment

9/24 「背骨のしくみ」WS@代々木

今日は代々木のホリスティックヘルスケア研究所にて、背骨のしくみについてのワークショップ。

 

22015397_10214722038063741_1326668242_o

 

あれも!これも!と欲張っていろいろ準備してましたが、じっくりやっていたらとても全部は網羅できなかった~。3時間仕立てでもよかったかもしれません。というか、「胸椎の回旋」についてだけでもWSがいっぽんできるなぁ。

今日は静岡からわざわざ来てくださった方もいて、みなさまがこうしてお運びくださる幸せをじぃんとかみしめました。

今日は背骨もほんわりゆるんで、よい夢が見られそうです。どうもありがとうございました。

 

 

Posted in イベント・ワークショップ | Leave a comment

バレエでからだを整える

バレエを再開してから1年。レッスンのやりかたをすっかり変えたおかげで、バレエでどこかを痛くすることがなくなって、むしろレッスンをすることでからだが整うようになってきました。

かつては左股関節の調子がずっと悪くて、レッスンをしているとだんだんひどくなってきて、膝もおかしくなってくるというのがいつものパターン。いつかひどく痛めてしまうのでは、という不安を抱えながらレッスンしていたなぁ・・・

今は、逆。今日膝の調子が悪いなぁ、とか、首寝違えたなぁ、とか、どこかおかしな状態でも、バーレッスンを丁寧にやるうちにどんどん整っていって、クラスが終わるころには「よし、整った!」といった感じ。Motion is lotion (動くことで関節、筋膜などの組織を潤わせる)なんていう言葉もありますが、質の良い動きはからだにとってなによりの薬です。

山に行ったあとなんかはとくに面白くて、長時間の歩行と荷物の重さでからだが縮んで太くなっているのが、バーレッスンが進むにつれて長く細くなっていく・・・。どんなふうに動いていたかが、ボディラインには面白いくらい反映されています。

– – – –

だいたいの人は、バレエは大変、無理しなければできない、と思っているような気がします。だからみんな頑張る、無理をする。だってバレエが大好きだから、上手になりたいから。(その気持ち、ものすごくわかる!!)

でもレッスンの中で痛みがでてくるとしたら、やってもやってもバレエらしいからだのラインがでてこないとしたら、それは頑張りの方向が違っているのかも・・・

私もかつては大変な無理と苦労をしていた一人なのですが、ロルファーになってゼロからやり直したおかげで、バレエの動きは解剖学的にとても理にかなっていて、決してからだに無理を強いるものではないのだということがようやくわかってきました。

バーレッスンは、踊るためのからだの使い方をプログラミングする時間。無駄なものをそぎ落として、からだにとって最も効率よい動きを引き出していく。ただ筋肉が強いか弱いかということ以上に、脳神経系をフル活用する必要があります。同じことを何度も繰り返していれば筋肉がついて強くなってできるようになる、というのとはちょっと違うわけです。

お稽古場で「痛い」という声を聴くたびに、ひそかに切なくなっているこのごろ。痛くなるのは仕方ないとあきらめてしまうのは本当にもったいないし、痛くならないやり方があるのだよーー!と心の中で叫んでいます。。。

いい動きができているときって、苦しくなくてむしろ気持ちがいいのです。からだが一つにつながって、細く長くしなやかな軸が通って、呼吸ができて、視野が広くて、ハートが開く。みんながそんなバレエができるようになったらいいのになぁ。そのうちバレエの人向けのWSなどできたらよいなと考えています。

 

Posted in バレエ | Tagged | Leave a comment

【ScarWork事例】 指の間の切り傷

30代女性、子供のときにできた指の間の切り傷をワークしました。

上:Before
下:After

指と指の間がしっかり開くようになりました。

scarwork_hand2

拡大してみると、ひきつれ感が減少しています。

Scarwork_hand

セッション後に頂いたご感想です。

– – – –

普段、指の間に縫い痕があっても特に気にせずに動いていると思いましたが、そこに意識を向けて指を広げようとしてみると傷のある指、単体は動きが殆どなく、その両隣の指が主に動いているのだと気がつきました。ワークをした後は、指と指がしっかりと動くという感覚が出ました。

その後、ヴァイオリンを弾くのが趣味なのですが、弦を押さえる時に無理に指を広げようとか押さえようとはしなくても動くことが楽になりました。

 

 

Posted in スカーワーク(傷あとの修復) | Tagged , , | Leave a comment

子どものためのロルフィング

このたび「子どものためのロルフィング」として、小学生以下のお子様のセッション料金を新たに設定しました。子どもの変化は速いので、時間は少し短めの1時間程度。料金は大人の半額6,000円です。

この世に生まれてから亡くなるまで、私たちは重力の中でのからだの使い方を学び続けます。学校で教えてくれることではないから、見て、感じて、感覚と体験を積み重ねて、自分で自分による自身のための動き方をプログラミングしていくわけです。

スムーズにいくこともあれば難しいこともありますが、その試行錯誤もまたすべて貴重な経験で、自分という人間を成長させてくれる糧となります。

・・・が、親から見て、子どもが何かをするときに必要以上に努力しているようだったり、しなくていいのではないかという苦労をしているとき、そんなときは、からだを動きやすくしてあげるケアが必要かもしれません。

小学校低学年でも、スポーツなどに集中して取り組んでいたりすると、動きのパターンがすでに定着していることがあるので、そんなときは早いうちに「ニュートラルなからだ」を取り戻してあげると、将来的なパフォーマンスの向上、怪我の予防、心身ともに健やかな成長を促してあげることができます。

座り方、立ち方、歩き方を見て、なんだか変だな、大丈夫かな?と心配なときもまたロルフィングの出番です。「気を付け!」で緊張させるのではなく、自然に楽に立ち、座り、歩くことができるからだは一生の財産です。姿勢をよくしたほうが勉強がうまくいく、なんていう研究データもありますし、どんな姿勢でいるかは「気分」にもつながってくるので、精神的な成長という面でもとっても大切です。

よく例え話でするのですが・・・竹馬に乗っていたら足元がぐらぐらするでしょう(よっぽど上手な人は除いて)。足元の不安定さはそのまま心の不安定さにつながります。怖い!危ない!という気持ちはそのまま姿勢に表れます。からだという乗り物に、どれだけ安心して載っていられるかが、人生というドライブの快適さを左右するんです。

小学校の高学年にもなると、「小さな大人」がからだの中に見えてきます。側弯症なども起こりやすく、精神面でも多感な時期が始まります。そんなときに、心身のバランスを、からだという器のほうから整えてあげるのです。すべての年齢の人にも当てはまることですが、特に思春期の子どもたち、からだの変化の著しい時期に、このからだでいいんだよ、大丈夫だよ、という、非言語的なメッセージを与えていくことはとても大切なことだと思います。

ここ数年、ご近所で次々と赤ちゃんが生まれ、友人の子どもも増え、なんとなく子どもと付き合う機会が増えてきました。赤ちゃんの持つ生命力、幼児のたどたどしくものびのびとした動き、尽きることのないパワー。そんな生命力の塊に圧倒され感服し、私なりに子どもたちのサポートができたらいいな、と思っての料金改正です。

お子さまの状態、症状、回数などについてはお気軽にご相談ください。

 

 

Posted in 子どものためのロルフィング | Leave a comment

鋸山~大岳~御岳山

久々に一人でお山へ。本当は沢が気持ちいいらしいという川苔山へ行くつもりでしたが、奥多摩駅に着いたら「落石により通行止め、復旧の見込みなし」との張り紙が・・・がーん。仕方がないので鋸山から大岳、御岳山を目指すことにしました。

 

IMG_4046

迷わず鎖場コースに向かう自分に成長を感じる。

 

IMG_4048

だらだらと続く上り坂の合間にある鎖場は、砂漠のオアシス的存在。

 

R0014019

鋸山の山頂。じっとしてると寒いくらいで、ああもう夏は行ってしまったのだなぁと季節を実感。

 

大岳はちょうど山頂についたらガスガスで、写真もなし・・・

 

R0014035

御岳山のロックガーデンは、想像してたよりずっと気持ちがいい場所でした。へとへとに疲れていても、沢があると息を吹き返すのはなんででしょう?

 

おそらく子供の時ぶり?の奥多摩。よいところでした。

 

 

 

Posted in | Leave a comment