ScarWork(スカーワーク/傷あとのケア)

薬や器具を使わない、米国で筋膜の専門家が40年かけて開発し続けているオールハンドの傷あとのケア

薬や器具を使わずに、手だけでやさしく傷あとをケアします

ケガによる傷

  • ・切り傷
  • ・擦り傷
  • ・やけど
  • ・噛み傷(動物など)
  • ・ケロイド など

手術跡

  • ・帝王切開
  • ・子宮筋腫
  • ・腹腔鏡手術
  • ・虫垂炎
  • ・心臓手術
  • ・甲状腺摘出
  • ・腎臓、胆嚢、
  • ・胸部、背中、膝、整形手術
  • ・骨折/脱臼の手術(固定の際のボルト挿入跡)など

※ 直接傷あとに触れる必要があるため、ふさがっていない新しい傷にはワークすることができません。適応症、タイミングなどはお気軽にご相談ください。

※どんなに古い傷あとでもワークできます。

こんな方におすすめです

傷の違和感

ひきつれ感が気になる、動くとき引っかかる、傷まわりの感覚が薄い、しびれがある、痒みがある

動きづらさ

動きの制限、可動域の制限を解消したい、
腹筋を使えるようになりたい(帝王切開、虫垂炎など、腹部の傷あと)

傷あとを滑らかにしたい

触ると凸凹している、ケロイド状(肥厚性瘢痕)になってしまった


傷あと/瘢痕とは?

傷あとをみると、周りの皮膚とは質感が異なることに気付くでしょう。これは皮膚が損傷を受けた際、治癒の過程でコラーゲン繊維を多量に含む結合組織が作られるからです。こうした傷あとを瘢痕組織(スカーティシュー)と呼びます。


スカーワークとは?

瘢痕組織の線維はギュッと密に詰まっていて、不規則にならんでいます。そのため周囲の正常な組織とは見た目が異なり、十分に伸び縮みできないことで動きも制限されます。

Scarwork/スカーワークは、米国のロルファー Sharon Wheeler が過去40年にわたり開発し続けている、傷あとを修復するワークです。線維化によって周りから孤立した瘢痕組織を、やさしいタッチで周囲の組織となじませて、再び全身に広がる結合組織のネットワークに統合していきます。基本的に非常に優しいタッチなので痛みはありません。

傷はどんなに古いものでも変化します。ワークを受けたあとは急速に治癒する短い期間があり、その後も穏やかに変化が続きます。(Sharonによると、傷ができたのと同じスピードで治癒が続いていく、とされています。)


筋膜/Fasciaが熱い注目を集め続けている中、傷あとの研究も注目を集めています。

Jan Trewartha, Sharon Wheelerの共著
Scars, Adhesions and the Biotensegral Body

Sharonが傷あとにワークしている様子です。

耳の傷あとにワークを受けたクライアントの映像です。

⇒ スカーワークの事例を見る(ブログ)

⇒ ScarWork at Rolfing spiro/Facebookページ