薬や器具を使わずに、手だけでやさしく傷あとをケアします
ケガによる傷
- ・切り傷
- ・擦り傷
- ・やけど
- ・噛み傷(動物など)
- ・ケロイド など
手術跡
- ・帝王切開
- ・子宮筋腫
- ・腹腔鏡手術
- ・虫垂炎
- ・心臓手術
- ・甲状腺摘出
- ・腎臓、胆嚢、
- ・胸部、背中、膝、整形手術
- ・骨折/脱臼の手術(固定の際のボルト挿入跡)など
※ 直接傷あとに触れる必要があるため、ふさがっていない新しい傷にはワークすることができません。適応症、タイミングなどはお気軽にご相談ください。
※どんなに古い傷あとでもワークできます。
こんな方におすすめです
傷の違和感
ひきつれ感が気になる、動くとき引っかかる、傷まわりの感覚が薄い、しびれがある、痒みがある
動きづらさ
動きの制限、可動域の制限を解消したい、
腹筋を使えるようになりたい(帝王切開、虫垂炎など、腹部の傷あと)
傷あとを滑らかにしたい
触ると凸凹している、ケロイド状(肥厚性瘢痕)になってしまった
傷あと/瘢痕とは?
傷あとをみると、周りの皮膚とは質感が異なることに気付くでしょう。これは皮膚が損傷を受けた際、治癒の過程でコラーゲン繊維を多量に含む結合組織が作られるからです。こうした傷あとを瘢痕組織(スカーティシュー)と呼びます。
スカーワークとは?
瘢痕組織の線維はギュッと密に詰まっていて、不規則にならんでいます。そのため周囲の正常な組織とは見た目が異なり、十分に伸び縮みできないことで動きも制限されます。
Scarwork/スカーワークは、米国のロルファー Sharon Wheeler が過去40年にわたり開発し続けている、傷あとを修復するワークです。線維化によって周りから孤立した瘢痕組織を、やさしいタッチで周囲の組織となじませて、再び全身に広がる結合組織のネットワークに統合していきます。基本的に非常に優しいタッチなので痛みはありません。
傷はどんなに古いものでも変化します。ワークを受けたあとは急速に治癒する短い期間があり、その後も穏やかに変化が続きます。(Sharonによると、傷ができたのと同じスピードで治癒が続いていく、とされています。)
筋膜/Fasciaが熱い注目を集め続けている中、傷あとの研究も注目を集めています。
Jan Trewartha, Sharon Wheelerの共著
Scars, Adhesions and the Biotensegral Body
Sharonが傷あとにワークしている様子です。
耳の傷あとにワークを受けたクライアントの映像です。