【Scarwork事例】ケロイド化した腹部手術痕①

20代女性。
開腹手術による手術痕にスカーワークのセッションを3回行いました。

 

「2年前の2014年の9月頃、腸重積の疑いがあるとの事で、手術で腹部を開きました。
その傷跡が長さ5cm弱の幅1cmほどのケロイドの様な状態で、少し膨らんでいます。
時々なのですが、傷が突っ張って痛みが走る事があります。
触るとあまり感覚が無いのですが、つまんだりするとちょっと痛いです。
傷が消えない体質らしく、2年経った今でも傷の大きさはあまり変わっておらず、悩みの種でもあります。」


 

1回目のワーク前にお取りした写真です。

瘢痕組織が盛り上がり、軟骨のような硬さになっていました。

Before1

瘢痕組織が肥厚して盛り上がり、全体に硬くハリがあります。
まわりの正常な組織に接する縁の部分にはシワとひきつれが見られます。

Before1close

1回目は主に表層から順に切断されてしまったレイヤーをつなぎなおし、内臓の手術なので腹膜および臓器へのワークをしました。
ワーク中たまに「チクチクする感じがする」とのこと。
このチクチク感は浅層の神経が目を覚ましてきたサインです。

 

終了後の状態。表面に細かいしわが増えました。
指でなぞるとワーク前より表皮の連続性が感じられます。

After1

傷の上部(写真左側)より下部(右側)の方が傷が深く、肥厚した組織が多いのですが、表皮のハリが薄れたことでその状態がより分かるようになりました。

 

続きます。

 

 

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