バレエでからだを整える

バレエを再開してから1年。レッスンのやりかたをすっかり変えたおかげで、バレエでどこかを痛くすることがなくなって、むしろレッスンをすることでからだが整うようになってきました。

かつては左股関節の調子がずっと悪くて、レッスンをしているとだんだんひどくなってきて、膝もおかしくなってくるというのがいつものパターン。いつかひどく痛めてしまうのでは、という不安を抱えながらレッスンしていたなぁ・・・

今は、逆。今日膝の調子が悪いなぁ、とか、首寝違えたなぁ、とか、どこかおかしな状態でも、バーレッスンを丁寧にやるうちにどんどん整っていって、クラスが終わるころには「よし、整った!」といった感じ。Motion is lotion (動くことで関節、筋膜などの組織を潤わせる)なんていう言葉もありますが、質の良い動きはからだにとってなによりの薬です。

山に行ったあとなんかはとくに面白くて、長時間の歩行と荷物の重さでからだが縮んで太くなっているのが、バーレッスンが進むにつれて長く細くなっていく・・・。どんなふうに動いていたかが、ボディラインには面白いくらい反映されています。

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だいたいの人は、バレエは大変、無理しなければできない、と思っているような気がします。だからみんな頑張る、無理をする。だってバレエが大好きだから、上手になりたいから。(その気持ち、ものすごくわかる!!)

でもレッスンの中で痛みがでてくるとしたら、やってもやってもバレエらしいからだのラインがでてこないとしたら、それは頑張りの方向が違っているのかも・・・

私もかつては大変な無理と苦労をしていた一人なのですが、ロルファーになってゼロからやり直したおかげで、バレエの動きは解剖学的にとても理にかなっていて、決してからだに無理を強いるものではないのだということがようやくわかってきました。

バーレッスンは、踊るためのからだの使い方をプログラミングする時間。無駄なものをそぎ落として、からだにとって最も効率よい動きを引き出していく。ただ筋肉が強いか弱いかということ以上に、脳神経系をフル活用する必要があります。同じことを何度も繰り返していれば筋肉がついて強くなってできるようになる、というのとはちょっと違うわけです。

お稽古場で「痛い」という声を聴くたびに、ひそかに切なくなっているこのごろ。痛くなるのは仕方ないとあきらめてしまうのは本当にもったいないし、痛くならないやり方があるのだよーー!と心の中で叫んでいます。。。

いい動きができているときって、苦しくなくてむしろ気持ちがいいのです。からだが一つにつながって、細く長くしなやかな軸が通って、呼吸ができて、視野が広くて、ハートが開く。みんながそんなバレエができるようになったらいいのになぁ。そのうちバレエの人向けのWSなどできたらよいなと考えています。

 

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