からだの側面

今回の朝カルWS、テーマは「からだの側面」でした。ニッチなテーマできっと集客悪いだろうと思いきや、以外にもたくさんの方が来てくださってのでびっくり。

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講座の準備をするにあたって、からだの「面」について考えていました。

鏡を使えば見られる「正面」には、なんとなく主観的な印象がある。いっぽう自分では見られない「側面」は、なんだか客観的な印象。

横顔/Profileという言葉には「ある人物の、あまり世に知られていない一面」なんて意味もあるけれど、たしかに「側面」はふだんスポットライトを浴びない場所であり、それゆえ感覚も薄くなりやすい。でもマイナーであるがゆえに、光を当てるととても面白い場所でもある。

じゃあ背面は、というと、「潜在力」という言葉が浮かんできました。
正面の裏側、正面を陰で支えているもの。陰陽の関係。

正面と背面は運動軸も同じ。矢状面で背中合わせになって動く。背面をいかに使いこなすかが、からだ全体のパフォーマンスのカギとなる。

いっぽう側面は、正面と背面の間に「生まれて」くる。表と裏のバランスがちょうど釣り合うところに、最適な側面が立ち上がる。

けれども側面というのは便宜上分けられた面でしかなく、解剖学上では正面と背面の連続の中の一部ということになる。だから側面を作るということは、前後を、奥行きをつけながら、どれだけうまくつなげられるかにかかってくる。

奥行き。厚み。

なんだか人間性に関わってきそうなキーワードだ。

でもそう、からだの厚みがちゃんとあるということは、からだの水平構造の機能しやすさに影響している。横隔膜がうまく機能できるということは、呼吸が安定することにつながるし、心拍、神経系の安定にもつながる。

ヒトとしての落ち着き、深みの土台には、きっとこういう身体感覚があるのではなかろうか。

 

つれづれなるままに側面について思うことを書いてみました。

次回朝カルは来年2月の予定です。

 

 

 

 

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