ロルフィングの効果ってどのくらいもつの？
これから受けようと思っている方は、気になるところですよね。
ちょうど10回終了して9か月たったお客様が
メンテナンスにいらっしゃたので、
そのケースでロルフィング効果の「持ち」についてお話したいと思います。
♥ N.Hさん 40代 女性 ジュエリーデザイナー ♥
クラシックバレエを大人から初めて10年。
お仕事しつつ、とーっても熱心に週3のお稽古をこなす
エネルギッシュな女性です。
ちょっと時間をさかのぼりまして、
こちらがロルフィング開始前（左）→10回終了時（右）のお写真です。
左のBEFORE写真、一見背筋を張った「いい姿勢」に見えますが
腰をぐっと反っているのがわかるでしょうか？
その緊張とバランスをとるために、
膝を固め、首を固め、全体的に頑張って立っている印象です。
週一ペースで10回終了した後の写真が右側です。
腰のカーブが緩やかになって、
膝や首もリラックスしました。
縮めていたところが緩んだので、背が伸びたように見えます。
N.Hさんは、腰痛の改善や
新しい体の使い方を知ったことがとても役に立ったそうで
頻繁だった整骨院通いも、今は前ほど行かなくても大丈夫になったそうです。
そして9か月後の、メンテナンス前（左）→後（右）がこちら。
今回は、「頭が落ち着く位置を見つけたい」とのご希望。
左の施術前の写真、バレエからくるクセなのか、
体がかなり前傾しています。
（つま先重心ばかり意識するのは問題アリ。かかとも大事なんです！）
けれども以前のようにまた腰をがっちり固めてしまったわけではありません。
体そのものがこういう形になってしまっている（構造の問題）のではなく
自分自身でその位置にいる（意識・動きの問題）という状態でした。
そして右側の施術後写真。
まっすぐーーですね！
9か月前の10回目終了時よりも
さらにしっかりとした軸ができています。
セッションを受けていない間も、
体がうまく自己調整をしていたのだなぁと感動しました。
さてさて、効果がどのくらい持つか？ですが
ロルフィングを受けると
10回終了後も体は変わり続ける、といわれています。
終わったらそこでおしまいなんじゃないの？
と思われるかもしれませんが、
そこがロルフィングのすごいところ。
（あと人の体のすごいところ！でもあります）
これは「筋膜」と「体の癖」に働きかけるからこその効果だと思っていますが、
この写真を見たら、分かっていただけるでしょうか・・・？
（※もちろん変化に個人差はあります）
9か月前の、ロルフィングを受ける前の写真と並べると・・・
もともとスタイルの良い方でしたが
さらにスタイルがよく見えます。
しかも楽そう！
N.Hさんにお写真をお送りしたところ、
「一番はじめから比べると、びっくりするくらいまっすぐになった！
ロルフィングの持続力と、メンテナンスの効果にびっくり」
とご本人もびっくりのご様子。
そんなN.Hさんからいただいた、メンテナンスを受けてのご感想がこちら。
昨日はありがとうございました！
昨年１２月末に１０回のセッションを終了して、９ヶ月経過。仕事でPCに向かうことが多く、気づくと頭が落ちている→肩こりという良くない循環が気になっていたので、今回は「頭の前傾」を申告。セッション後は、背骨の上に頭が乗る感覚を改めて感じることができました。
今回の収穫はそれだけではなくて。
正しいと信じて実践していたことが、実は勘違いだった…なんて良くあることですが、写真撮影 で発覚した「スキーのジャンプばりの前傾」なんてまさに「それ」ではないかと。
バレエだから「重心や動きが特別」ってことはなくて、ベースは「まっすぐ立てているか」「骨 の仕組みや筋肉の法則に則って動けてるか」ってことに気づかせていただきました。
１０回のセッションで整った姿勢も、日々の生活で「狂い」というか「クセ」ができてしまうも のなのだと痛感。「定期的に見直す」という、アフターケアこそ大事な作業だと思いました。
ロルフィングは10回というゴールはありますが、
時間がたつにつれてセッション直後の感覚はぼんやりしてきます。
あ、なんかしっくりこないなー、と感じたら
メンテナンスセッションを受けるのもオススメです。
体のクセは一生付き合っていくもの。
「クセ」というと響きが良くないけれど
それはその人がどう生きているか、ということです。
良くも悪くも、体は日々揺らいで変化していくもの。
だからときどき誰かに体を見てもらって
体をニュートラルな場所に戻しておくことや、
いつでもニュートラルに戻れるからだ作りをしておくことは、
快適な人生をおくる上で、とっても大切だと思っています。
※写真・ご感想はお客様の許可を得て掲載しています。N.Hさん、ありがとうございました！
