HPに新しい Before & After を掲載しました。
30代の会社員女性です。
大人からはじめてバレエ歴10年。
とても熱心にお稽古されていて、加圧トレーニングもやっていらっしゃるので筋力は十分。
バレリーナさんの共通のお悩みである「腹筋が弱い」とか「引き上げが足りない」という考えはひとまずわきに置いておいて、
からだをつなげて使うこと
力を抜くことで効率よく動くこと
といった、今までと違うからだのとらえ方を中心にお話させていただきました。
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頑張って頑張ってからだを使っていると、脱力やつながる感覚が初めはつかみづらかったりします。筋肉がONになりっぱなしで、OFFにできなくなっている。ONになっている感覚すらないこともあります。「え・・・力ってどう抜くの?」みたいな・・・
脱力を学ぶのは、けっこう、なかなか根気のいるプロセスです。でも努力家のH.Sさん。真摯に根気よくからだと向き合って、最後にはすごい発見をされました
以下、ご感想より抜粋。
体は一つのもので、つながって色々な部分が使えるようになってくると(まだまだですが)バレリーナの真似っこにしかすぎなかったポーズが、自分のものになった感じがしました。
ただ立っているだけ。それがバレエっぽくなる。
それは力を入れる事でもがんばって上に引き上げようとして胸を突き出す事でもなく、全部を一体にすることでできる事だったんだとわかった時の喜びは、
その場で走りだしたくなるくらい嬉しい事でした。
私が走り出したくなっちゃうくらい、嬉しいご感想でした
ただ立っているだけで!バレエっぽいなんて!
力を入れなくても、頑張らなくても、からだが一つになればいいんだなんて!
わたしがダンサーさんたちに知っていただきたい!といつも思っているのは、まさにコレ!
本当にキレイな姿勢や動きは、形を真似するのでは実現できない。からだのまとまり、からだのつながりがあって、その人の内から湧き出てくるもの。
このつながる感覚、湧き出す感覚をしってしまうと、もっともっと踊るのが楽しくなりますよーーー!ほんとに。ぜったい。あー、もっと知ってほしい!
力を抜く=さぼっている、ではないんです。
その動きに必要な最小限の筋肉だけで動けるのが賢いカラダ。
日本人はまじめだから、「がんばる」「鍛える」という言葉が大好きだけど、鍛える前に自分のからだがどれだけすでに頑張ってくれているのか、現状を知ってあげるのも大切です。
力を抜くことを知らなくちゃ、入れることだってできないし。
でもどうやって力を抜いたらいいか分からない~、という方は、ぜひぜひお近くのロルファーにご相談くださいね
思わず熱くなってしまった、 H.Sさんの Before & After はこちらからどうぞ