【ご感想】「自己否定ばかりしてたのが、体が変わるにつれて変わっていった」(40代女性)

6年前にロルフィング10回終了された方が、またときどきメンテナンスに来てくださっているのですが、6年前を振り返っての感想を送ってくださいました。

– – – –

「あれからしみじみ、ロルフィングのセッションを受け始めた時の驚きと感動を再確認
しています。

幼少期に左利きを矯正した影響なのか、右手ばかり使っていたこと(全く自覚はな
かった)。それが自然に左手が使えるようになったんですよね。本当に驚きました。
力の入れ方抜き方を意識できるようになって、南瓜をすとんっとさっくり切れた時
は、目を見張りました。

腰や膝が痛くて、歩くのが負担でした。買い物などで一日歩いたら、家に帰ると立ち
上がることもできない。健康のために散歩といっても、30分も歩くと腰が痛くなっ
て、ただただ苦行でしかないという状態。

それが今では、一日外出した後でも、夕飯の支度ができる。ロルフィング体験前は、
辛くて吐き気をこらえながら作ってました。

いまは普通にキッチンに立てます。そして今の私は、吐き気をこらえてまでご飯は作
りません。そこが一番変わったところかもしれません。

でも体が弱いという引け目が あったから、普通の人ならこんなことで、ご飯を作りたくないなんて思わないはずと いう思い込みがあったから、今日はご飯を作れない。体調が悪いと言えませんでした。

誰と比較していたのかわかりませんが、とにかく自己否定ばかりしていたのが、
体が変わるにつれて変わっていったんですよね。

ただこの過程が辛かった。それがあったから、いまがあるわけですが。

あの時の辛さは病気で死が目の前をちらついていた時の辛さと同じような気もします。私にとっては、一度死んで生まれ変わるぐらいの体験だったのかと。

<中略>

出来の悪い生徒で、10回のセッションの中で学んだ座るときのポイント、立ち方な
ど、最近やっとああこういうこと?と思うようになって、それが体型の変化に現れて
きたのではないかと思っています。

最初に同じ指摘を受けているんです。 ちゃんと記憶にあります。
でも、なんか下腹が目立って見えるような気がして嫌だったんです…
長い時間を無駄にしました。 本当に自分を知るというのは難しいことですね。

東洋医学を勉強したことで、正しい姿勢が呼吸や腎や肝の働きにも影響しているとい
うことを知り、より一層姿勢や体の使い方の大切さを感じています。だからこそ、決
まった形に体を当てはめようとするのではなく、その人にとっての良い姿勢を教えて
くれるロルフィングをもっともっと多くの人に知って欲しいと思っています。

最近初めて会う人に、よく体型維持の方法を聞かれるんです。
SpiroのHPを教えると、皆さん早速検索を始めるので、本当に知りたいと思われてい
るんだと気を良くしています。

五月連休には温泉の脱衣場で、「スポーツは何をしているの?」と同年代の女性に聞
かれました。 6年前の写真の頃も太ってると言われたことはありませんが、脱いだらゆるゆるですから全裸を見た人からそんな風に言われることはなかったと思います。
裸で恥ずかしかったので焦って、「特に何も」と言ってしまったんですが、東京の人
だったし、教えてあげたらよかったと悔やんでいます。」

– – – –

深い体験。6年という長い時間の中で変わり続けているもの。
ご本人から掲載の許可をいただきまして、ご紹介させていただきました。

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