私は人生の前半、本当に虚弱だったので
からだのことをやり始めてこの10年、
「今が一番元気だなぁ」とずっと思い続けてます。
虚弱のピークは20代後半。
でもそこからバレエをはじめて
ロルフィングを受けて
他にもいろんな施術をうけて
気付けば山に登り
岩を登るようになり
年々できることが増えているので
「年をとる」ということを
あんまり意識したことがありません。
だからみんなが
「もう年だから」っていうのが
正直、本気で、よく分からない。
(なんでそんなこと言うの??)
(それって本当に年齢のせい?)
筋力は確かに衰える。
でもからだの使い方は「熟練」させていくもの。
エネルギーの使い方も効率よくなっていくもの。
若いころから元気だった人ほど
「できていた」実績が多いから、
「できなくなったこと」にフォーカスしてしまうのかもしれない。
となると、若いころから虚弱だった人は
あんまり「できていた」実績がないから(苦笑)
「できること」にフォーカスしやすいのかも?
(虚弱系・枯渇系のみなさま、チャンスです!)
「できないこと」に気付いたときは
やり方を変えて「できるようになる」チャンス。
からだの使い方が上手になればなるほど
エネルギーの使い方が上手になればなるほど、
「できること」が増えていく。
できることに目を向けていれば、
死ぬまで進化するしかない。
老化の道を進むのか
進化の道を進むのか
どちらを選んでもいいと思う。
どっちが自分にとって快適か、でしかないから。
(進化の道を進むのも、人によってはしんどいからね・・・)
でも私がやたら若く見られがちなのは、
年齢に数字以上の意味を持たせていないのと、
今が一番元気だと常に思っているからかもしれません。
高校生のクライアントさんに
「44才になったんだよ」といったら
「今年一番驚きました!!!」と言われました。
こういう風に驚いてもらえるのは、まんざらでもないです。