最近、歩いているとき
「音」をよく聞いています。
近づいて遠ざかっていく車の音
頭の上から聞こえる鳥のさえずり
遠くの方から聞こえる電車の音
後ろを歩く人の足音
聴覚は視覚とともに
空間を作ってくれる大事な感覚。
左右それぞれの耳に入ってくる
音の大きさや時間の差を使い、
前後左右上下、立体的に音を認識しています。
目も耳も前を向いているので、
私たちの空間認識はどうしても前方に偏りやすい。
空間意識に偏りができると、
それはそのまま姿勢に表れます。
なので積極的に、
後方、頭上、側方の音を聞いてみるとか、
前から後ろへ、右から左へ、近くから遠くへと、
空間を移動していく音を追いかけるように聞いていると、
自分のからだの周りを全て取り囲むようにある
空間が復活してきます。
立体感のあるからだには、
立体感のある空間が必要。
オフィスワークで疲れたからだには、
遠くの音や後ろの音、
頭上の音などがよく効きます。