自分がどう歩いているかを客観的に観察するのは、慣れないとなかなか難しいもの。そんなときは「音」を使って観察してみるのもいいかもしれません。
● 音の大きさ
足音は大きい?小さい?(足音が大きい=着地のインパクトが強い)
● 音の質
柔らかい?硬い?擦る音がする?
● 左右差
右足と左足で音の大きさ、質にどんな違いがあるか。
● 履いている靴による違い
靴が変わると音がどんなふうに変化するか。例えばヒールの靴を履いているときとスニーカーのとき、裸足のときと靴を履いているときで比べてみる。
● 歩いている場所による違い
アスファルト、フローリング、オフィスの廊下、土の地面、芝生、じゅうたんなど。地面の条件が変わると音はどう変わるか。
● 体調/気分による違い
体調がいいときと悪いとき、朝と夜、平日と休日、嬉しいときと悲しいとき、などなど。
自分のコンディションが変わると音はどう変わるか。
例えば、いつも右足の方が足音が大きいな、と気付いたところから、右足の方が強く着地していることにからだの感覚でも分かるようになるかもしれません。ヒールの音が左右で違う、というところから、着地する足の角度に左右差があることに気付くかもしれません。靴底の減りやすさなんかも、自分のからだの使い方の指標になります(音の大きい側の方が、減りやすかったりするかも。)
からだの中の状態を感じるよりは、外に響く音の方が客観的に分かりやすいので、「どんなふうに歩いているかって聞かれても分からないなー」という人にオススメです。