昨日まで4日間、ひさびさにロルフィングのワークショップを受けてきました。
ロルファー訓練中、大好きだった先生が来日してのワークショップだったので、毎日たのしくてたのしくて。そして初めてお会いする先輩方もいましたが、ロルファーが集まる空間って、やっぱり心地いい。からだも心も、のびのびと元気になる4日間でした。
2年ぶりに合う先生は、やっぱり素敵な方で。「受容」とか「慈愛」とかの塊のような、それでいてすごく情熱的でおちゃめな人。そんな先生に再会できただけで、もう十分すぎるくらい幸せでしたが、ワークショップの内容も、「まさに、いま、これ!」と思うようなものでした。
今回のテーマは「オリエンテーション」。新しい人への説明会とかじゃなくて、ボディーワークでいうそれは、簡単にいうと、方向性とか、自分がどこにいるか、からだがどんな位置にあるかをからだで知ることです。(頭で考えてじゃなくて、知覚をつかって)
自分自身のからだもものすごく変わりました。かけていたパズルのピースが埋まったみたいに、からだがくっきり、はっきりとしました。あと、からだだけじゃなくて、心にも、くっきりはっきりと方向性が見えてきました。
ロルフィングは治療ではない、教育だ、といいます。でも教育ってなに?と、実はすこしもやもやしていたんです。私はどんなロルフィングがしたいのか、ロルフィングって結局なんなのか、ロルファーになってもなお分からなかったことに、たくさんヒントをもらいました。
Where am I、私はどこにいるのか。
からだのオリエンテーションがしっかりすると、マインドのオリエンテーションもしっかりしてくる。
やりたいことが次から次に噴出してきて、最終日の帰り道、「なおさん!わたしこれもやりたいしあれもやりたいし、それもやってみたいんです!!!」と前のめりすぎる私を、先輩ロルファーのなおさんは「ひとつづつね」とにっこりなだめてくれました。
こんなにも熱く勉強したいと思えることがあること、それをやれるよ、できるよ、と聞いてくれる人がいることがとてもうれしくて、今日もまだその幸せな空気の中で過ごしています。
自分の中にこんなにやりたいと思う気持ちがあるなんてしらなかった。からだを開発すればするほど、知らない自分がどんどんでてきて、その度にびっくりしてしまいますが、それは大きなよろこびでもあります。
庭のミントのランナーを放置していたら、こんなに遠くまで来てしまいました。オリエンテーションのつよさにぐっときます。