地面を感じる①、②で、
立った状態で地面を感じられるようになったら、
今度は歩きながら地面を感じてみましょう。
歩くときも、やっぱりまずは観察から。
● バランスはとれている?ふらつく?
● 右足と左足、着地の強さは同じ?
● 腕はどんなふうに動いている?
● 全身の動きはなめらか?ぎこちない?
他にも、気が付くことがあれば心に留めておきます。
そうしたら今度は、
足の裏が地面に触れる感覚を味わいながら歩きます。
ただただ観察しながら歩くだけです。
感覚を探しに行こうとすると、
力んでしまって余計分かりづらくなります。
感覚を捕まえに行くのではなく、
足の裏から脳に届く感覚をただ受けとめる。
どれだけ受動的になれるか、が観察のコツです。
最初は少しスピードがゆっくりになるかもしれません。
自分が地面を感じられるまで、
まずは十分スピードを落として、
慣れてきたら少しずつ普段のスピードに戻していきます。
もし速くすることで感覚がなくなってしまったら、
今はまだその速度では、筋肉が緊張してしまって
感じることが難しい、ということです。
そうしたらまた速度を遅くして、
感覚が味わえる範囲のスピードで歩きます。