からだに「訊く」ことの大切さ

この間、大学時代の友人とごはんを食べてきました。

彼女はいま妊娠9か月目。
妊娠前から「からだとこころ」の関係に興味があって、
日頃からしっかりからだのケアをしていたおかげで
「妊娠中も全然辛くなかった」のだそう。

– – –

妊娠中ってマイナートラブルばかり。
気分が悪くなったり、あちこち痛くなったり。
だからどこかおかしかったら、まず何がよくなかったのか考える。

からだの使い方が悪かったのかな、と思って休んでみたり
からだが冷えてしまったのかな、と思ってゆっくりお風呂でからだをあたためてみる。
「ごめんね~」って、おなかの赤ちゃんをさすりながら・・・。

そういう風にすごしていると、不調があるとき
それが「まずい」不調なのか、「大丈夫」な不調なのか、自分のからだでわかってくる。

「まずい」のか「大丈夫」なのか、自分のからだでわかるから
不必要に不安にならなくてすむ。
不必要に不安にならないから、
マイナートラブルざんまいでも落ち着いて毎日を過ごせているんだと思う・・・

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そんな話を聞かせてもらいました。

ボディーワーカーの私でも、いざおなかに赤ちゃんがいたとしたら、
きっと一つ一つの不調にどぎまぎしてしまうはず。
しかし彼女のこの落ち着きっぷり、
我が友人ながら、なーーーーんてすごいの!と感動しました。

必要な医療を、必要なときに受けるのはとても大事なことで、
受けられるのはほんとうにありがたいこと。

ただその「第三者」に自分のからだを任せっきりにするのではなくて、
自分でも自分のからだに訊いてみること、
自分で自分のからだに責任を持つことも大切なのではないかな、と思うのです。

責任という言葉は、一見重くて面倒なものに見えてしまうかもしれないけれど、
それを果たすことで、からだはもっと自由になれると思うのです。

大学時代に吹奏楽のサークルで出会った私たち。
十何年後に、こんなに熱くからだについて話すようになるなんて思いもしなかったー。

元気な赤ちゃんを産んでね。

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